騎士ナマーン「話は聞かせてもらった。やはり説得は難しいようだな。」

騎士ナマーン「いや、気にしなくていい。こうなることは判っていたんだ…。」

騎士ナマーン「よく聞いてくれ…。これから駅やらデパートの駐車場、はたまた国道沿いにゴミをぶちまけるんだ。」

グチィ「!!」

騎士ナマーン「こうなることを予想されていたアンジー様のご命令なんだ。」

グチィ「どうして?いったい、どうしてッ!
  何故なんだッ、理由を教えてくれッ!!」

騎士ナマーン「アンジー様はこう申されていた…。」

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アンジー公爵「・・・田舎に住んでいる住人がすんなりと郵政民営化に賛成するなら何も問題はない。
しかし、あのグチィたちが行ったとて、やつらはメガホンを手に取り革命のために前自民党候補を捨てたりはせんよ。
そのとき、おまえは郵政民営化反対活動員を装い、そこら辺の駅という駅をゴミだらけにするのだ。」

騎士ナマーン「な、なんですとッ!我が故郷をゴミだらけにせよとご命令になるのかッ!」

アンジー公爵「落ちつけ、ナマーン。お前は頭のいいやつだからわかろうがッ。
よいか、地域地盤との戦いに勝つには、これまで以上に我々、自民党の団結が必要なのだ。
町の人達が郵政民営化反対派によって町をゴミまみれにされたとあれば、他の町にいる同胞は否応もなく賛成せざるを得まい。」

騎士ナマーン「し、しかし・・・」

アンジー公爵「それに、そうした暴挙を郵政民営反体制派が黙ってはおるまいよ。
いずれにせよ、イガは戦力を我々と元自民党内部の反郵政民営化派閥に分散しなければならなくなる。
そして我々は、勝機とイガを討ち取る大義名分を得ることができるというわけだ。

騎士ナマーン「しかし、グチィは黙ってはおりますまい・・・。」

アンジー公爵「そのときは、お前が・・・。」

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騎士ナマーン「・・・従ってくれるな?こうしなければこれからの自民党に明日はないッ!」

グチィ「馬鹿なことはやめるんだッ!町をゴミだらけにして何が大儀だッ!」

つづく



続かない

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